こんにちは!Indeed運営チームです。
今回はIndeedで効果を出すために重要な「タイトル」と「原稿内容」に関する改善を事例とともにご紹介いたします!
<<Indeedは【クリック課金】>>
今さら何だよ・・・という声も聞こえてきそうですが、実はこれ、大きな落とし穴もあるんです!
Indeedはクリックされた時のみお金が掛かります。効率的なシステムであることに間違いは無いのですが、クリックされ過ぎてもダメなんです!
何故なら、ターゲットではない求職者からクリックされてしまうと無駄に費用が掛かってしまうからです。
私たちが目指すのはあくまで、<採用出来る人に応募をしてもらうこと>
一定金額を支払って掲載する求人媒体の場合は、いかに多くの人に情報を届けるか(クリックさせるか)も重要なので、より多くの人が興味を持ちそうな原稿にする場合もあります。
しかしIndeedでは、ターゲットのみにクリックしてもらうのが一番効果的なんです。
そこで今回は、実際に運用したデータを元に成功事例をお伝えします。
【企業様の情報】
- 飲食店を福岡県内に10店舗ほど運営
- 自社採用サイトをお持ちだったため、Indeedと紐づけることで運用開始
・「カフェの店員/週2日~OK」
・「ドーム内での販売スタッフ/学生・主婦(夫)さんに大人気」
・「百貨店レストランのホール・キッチン/未経験OK」
↑元々、このような職種名で掲載していた時の結果が図1の通りです。
どこでも見かける原稿タイトルですし、違和感は特に無いかもしれません。しかし、求職者目線で見た場合どうでしょう?
・カフェで何の業務を任されるのかな?
・ドーム内と言っても、どこで何の販売をするんだろう?
・ホール職で探してるけど、ここはキッチンも兼務かな?
→このような疑問を抱かせたままクリックされると、企業様側からすると無駄クリックになってしまいます。何よりも求職者は不明瞭な情報に対して警戒心を抱くため、そもそもクリックすらしない可能性も高くなるんです!
タイトルに職種以外の情報を入れすぎるのも良くありません。Indeed上で表示されにくくなる可能性がある上に、その情報がターゲットに合っていない場合、かえって応募率を下げる恐れもあるためです。
ターゲットにだけクリックさせるには?
では、欲しい人材(ターゲット)にクリックされるにはどんな工夫が必要でしょうか?
答えは至ってシンプルです。タイトルから募集内容が容易に理解できるようにするだけで良いんです。
・カフェでのタピオカドリンク作成・接客スタッフ
・ドーム内でのビールの売り子さん
・ドーム内の個店型ブースでのから揚げ販売
・百貨店レストランでの接客・ホール専任業務
・百貨店レストランでの調理補助スタッフ
↑求職者に明瞭に伝わるように、タイトルを変更しました。また、同時に職種ごとに原稿を細分化し、同じ仕事場でも内容が異なる原稿をターゲットに合わせて分解しました。その時の結果が図2です。
どうでしょうか?合計費用・クリック単価はほぼ横ばいですが、クリック率と応募率が大幅に改善されました。タイトルで明確な情報を得た求職者がクリックし、原稿内からの離脱も減らせたという事実がこちらで分かるかと思います。
改善前の状態では、カフェで接客だけがしたい求職者や、ドーム内でチケット販売をしたい求職者を流入させてしまっていました。また、週2日や主婦(夫)さん向けの短時間勤務の仕事に見えてしまい、フリーターさんの離脱が起こっていました。改善後は仕事内容に関するミスマッチが減ったことで応募率が上がり、フリーターさんの流入にも成功しました。
今回の事例のように、私たちリクパーの運用チームは、全体のバランスを見ながら戦略的に運用を行っております。
大切なのは、各指標の数値だけに一喜一憂せず、企業様が求める<ターゲット>からの応募に繋げることです。