こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社のIndeed運用チームの藤野です。
今回は、最近注目のオウンドメディアリクルーティングを始める際の見直しポイントをご紹介します。
・オウンドメディアリクルーティングをご検討中の企業様
・自社サイトをよりよいものにしたい企業様
採用市場では求人メディアの乱立により、メディアでの集客力が低下してきています。
そこで注目されているのがオウンドメディアリクルーティング。
その名の通り、自社メディアを活用した採用手法のことです。
↓オウンドメディアリクルーティングの基本的な概要が知りたい方はこちら。
なぜ、オウンドメディアリクルーティングの注目度が高まっているのでしょうか。
理由はIndeedの普及にあります。
これまでは、自社サイトから応募が集められるのは有名な企業様に限られていました。
理由として、求職者が自社サイトへ訪れる導線が確立されていなかったということがあります。
現在はインディードの人気が急上昇し、多くの求職者がインディードを閲覧するようになりました。
そこで有効なのが、インディードと自社サイトを紐づけ、自社サイトへの導線を作ることです。
インディードの場合は、「キーワード」×「勤務地」で求人を検索します。人気キーワードの多くは、職種・年代などで、社名で検索する方はかなり少ないです。そのため、インディードの場合は、会社の知名度と閲覧数にそれほど相関がありません。
つまり、どんな企業でもインディードを活用することで、オウンドメディアリクルーティングを実現できる可能性があるのです!
そこで、今回はオウンドメディアリクルーティングを進めていく際のポイントを3つご説明します。
1:スマホでの見やすさ・使いやすさ
サイト制作にあたって、意外と見落としがちなのがスマホでの見やすさです。
PCで見るときれいなサイトなのに、スマホ最適化がされていないというケースは多く見られます。
GoogleのSEOにおいてもスマホ最適化は必須です。モバイルフレンドリーでないとランクが下がってしまいます。
現在、ほとんどの求職者がスマホで仕事探しをしています。Indeedのユーザーも約9割がスマホユーザーです。
参考:ある企業様のIndeedのPCとモバイルの比率
サイト自体が見にくかったり、使いにくかったりするとユーザーの離脱につながります。スマホからアクセスする求職者を意識してサイトを制作しましょう。
2:ジョブディスクリプションの精緻化
ジョブディスクリプションは日本語に訳すと「職務記述書」です。
自社採用サイトを作成する中で、詳細な求人情報を記載するというケースは少ないかもしれません。
しかし、求人情報を詳細に記載することは、オウンドメディアリクルーティングを進めるうえで非常に重要です。
理由は2つあります。
(1)求職者に仕事内容と求められる能力をきちんと理解してもらうため
最も理想的な採用は「応募数=採用数」になることです。これはマッチング率が100%の状態といえます。マッチング率を高めるには、求職者にいかに募集内容を理解してもらうかが重要です。
そのため、仕事内容と求める能力を明確に示しておく必要があります。
(2)出会うための情報発信
インディードを集客ツールとして活用することが、オウンドメディアリクルーティング実現の近道です。 インディードでより多くの求職者を集客するためには、求人情報の中に含まれる「キーワード」の質と量が重要です。
(キーワードの重要性についてくわしく知りたい方はこちら)
・求職者とのマッチング精度の向上
・より多くの求職者と出会う機会の創出
が期待できます!
3:シェアドバリューコンテンツ
シェアドバリューコンテンツとは、自社の大事にしている価値観・魅力を求職者と共有するコンテンツです。
例として、社員インタビュー、仕事紹介、1日の流れ、オフィス紹介、社員によるブログなどがあげられます。
職場の雰囲気や実際に働く人の声などの「自社らしさ」を発信することで、求職者はこの会社が自分の価値観に合うかどうかを判断することが出来ます。
(1)求職者が知りたい(求職者視点を意識した)情報を発信すること
(2)継続的に情報発信すること
の2点が重要です。
また、採用サイトは「作ったら終わり」ではありません。
求職者が知りたいと思う情報を、常に最新の状態で維持しておくことが大切です。
手間のかかることですが、自社にマッチする人材を採用するために、コンテンツの更新作業を地道にコツコツ頑張りましょう!
まとめ
今回はオウンドメディアリクルーティングを進めていくにあたって重要な3つのポイントについてまとめました。
自社サイトもインディードと同様に、「作る」ことがゴールではなく、いかに良質なコンテンツに育てていくのか(運用)が重要です。
オウンドメディアの一番の特徴は、自社で自由に作成できることです。
インディードを活用して、自社サイトへの一定数のアクセスを維持する。そのうえでGoogleアナリティクスなどを利用して自社サイトを分析し、コンテンツの取捨選択を行う。
上記のような改善サイクルを回して、自社サイトを最強の求人メディアへと成長させていきましょう!
もっと知りたい点やご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。