こんにちは、リクルーティング・パートナーズ株式会社長期インターン生の中島です。九州大学に入学して2年、リクパーのインターン生になって半年が経ちました。
今回は2022卒である僕が実際に同級生にアンケートを取った結果や、22卒に関する検索推移などの情報をもとに、2022卒のリアルな就活事情をご紹介します。
↓22卒向け記事の第二弾が出ました。リーマンショック・震災後氷河期を実際に経験した先輩たちにアンケートをとった記事です。合わせてご覧ください!
まずは2022卒の就活スケジュール
オリンピックやコロナウイルスの影響
まずは近年の就活スケジュールをもとに作成した22卒の就活スケジュールがこちら。
2020年は東京オリンピック/パラリンピックの開催による都心部での社外イベントの会場確保の難化や交通・宿泊面への影響が考えられます。またコロナウイルスの感染拡大防止のため、21卒の説明会中止などが相次いでおり、22卒の採用活動にも今後影響が出るとお考えの企業様も多いと思います。
しかし、オリンピックが行われる夏季(2020年7月24日~8月9日/8月25日~9月8日)に予定されていたサマーインターンシップの規模縮小・開催回数減少の代わりに、秋に追加でインターンシップを行う予定の企業様も増えており、夏以降も積極的にインターンシップ等を通した採用活動を行うべきかもしれません。
就活ルールの廃止
2018年10月9日、経団連は採用活動の解禁日などを定めた就活ルールの廃止を発表しました。今後は経団連に変わって政府がルール等を主導して決めますが、法ではないので拘束性は低く、これまで以上にルールを守らない企業は増えると予想されています。
現段階の22卒の学生の就活事情調査
今回は22卒の同級生40人に協力してもらい、「就活関係の説明会」と「インターン」に対する意識調査をInstagramで行いました。
説明会等に関して
下記グラフは「就活に関する説明会等」に対する意識調査です。
結果としては三年生の夏までに動く割合がちょうど半分という結果になりました。夏前になると三年生向けの就活に関するポスターが掲示板に張り出されますが、それ以前の早期から行動しようとしている学生が多いようです。
また以下は、回答してくれた学生が実際に使っている情報収集ツールです。
・マイナビ
・リクナビ
・ONE CAREER
・Goodfind
・外資就活
・WIBID
・LINE22卒
・大学のメール
・iroots
・気になる企業のホームページ
【リアル接点】
・部活対象の企業説明会
・先輩
・大学の授業・キャリアセンター
インターンシップに関して
下記グラフは「短期・長期インターンシップ」に対する意識調査です。
結果としては、三年生の夏までに動く割合はおよそ4割弱という結果になりました。主に三年生の夏に行われることが多いインターンシップですが、僕の周りにも早期からインターンシップを始める学生は多く、中には一年生のころから長期インターンシップに参加している友達もいます。
僕のように会社で実務を経験させていただく長期インターンシップや、春休みの2か月間無給で行われる議員インターン、訪問販売の営業や弁護士事務所でのインターンなどみんな様々な形でインターンシップに参加しているようです。
リクパーの長期インターンシップに関する記事を同じく22卒インターン生の松本君が執筆しているのでこちらもよろしければご覧ください。
22卒の就活に関する検索推移
今回は日本国内で、Googleで過去一年間に調べられた「22卒」に関する検索データを調べました。
まずは、22卒関係で一番検索回数が多い「22卒 インターン」という検索ワードの推移です。
データは2020年の2月までですが、2020年になって明らかに検索数が増えてきています。(2500件越え)
またこちらは「21卒 インターン」という検索ワードの推移です。去年の4、5、6月に一気に検索が増えているのが分かります。
なぜなら夏休みに行われるサマーインターンシップの面接が5,6月に多いからであり、学生もそれに合わせて検索しているようです。
したがって今年の「22卒 インターン」もこれからさらに検索数が伸びると予想されます。
グラフからわかる就活に対する意識の向上
去年の「21卒 インターン」の検索数は2月の時点(21卒の学生が2年生の春休みであるとき)ではまだ少ない(150程)です。
しかし今年の「22卒 インターン」の検索数は今年の2月の時点で2500件を超えています。
なんと検索数は16倍‼ コロナウイルスの影響による相次ぐ説明会中止などもあって早くから就活を意識する学生が増えているのかもしれません。
まとめ
以上からわかるように、22卒の学生の就活に対する意識はかなり前のめりになっていると考えられます。
オリンピックやコロナウイルス、先日の株価の大暴落などの影響により、優秀な学生はより早く動き出すことが予想され、今までよりも早い時期から学生にアプローチしていく必要があります。
22卒に限らず、23、24卒の就活生にも当てはまることなので、早期から学生にアプローチすることを意識してみてはいかがでしょうか。