みなさん、こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の花岡です。
今回は弊社がIndeedの運用をしている中でお客様からよくいただく問い合わせの一つ
「複数の掲載サイトをIndeedで同時に有料運用できるのか」
という質問に関して解説していきたいと思います!
まず、Indeedの掲載方法についておさらい!
Indeedで求人を掲載する場合、方法は大きく2パターンに分かれます。
Indeedアカウント内にある求人作成システムを使い求人投稿する「直接投稿型」と、自社採用ページやATSを結び付けてIndeed上に表示させる「クロ―リング型」の2パターンです。
▽詳しくはこちらの記事でも解説しています。
■直接投稿型
Indeedでアカウントを作成し、アカウント内のシステムを使って原稿作成をし、掲載をする方法です。
■クローリング型
自社採用サイトやATSをIndeedの自社アカウントと紐づけて、Indeed上に掲載する方法です。
Indeedの掲載方法についておさらいができましたので、それでは「複数の掲載サイトをIndeedで同時に有料運用できるのか」という問い合わせについて解説していきます!
複数の掲載サイトを同時に有料運用できる?
そもそもどういった場合に上記のようなお悩み・お問合せが発生するのか、具体的な問い合わせ事例をご紹介していきます。
■A社様の問い合わせの例
九州エリアを対象とした派遣求人を取り扱っているが、エリアによってサイトが異なっている。
「Indeedの有料運用は一つのアカウントで運用したいと思っているが、異なるサイトを同時に運用できますか?」
■B社様の事例
現在自社サイトを利用してIndeedの有料運用を行っているが、予算が余りそうなのでグループ会社の求人も運用したいと考えている。
「自社とグループ会社とで異なる採用サイトを使っているが、今のアカウントにグループ会社の求人を追加できますか?」
このようなお悩みで複数サイトを併用して運用を行いたいとお考えの採用ご担当者さまへ、早速回答していきたいと思います!
直接投稿とクローリングの併用はできる?
直接投稿型とクローリングの併用はできません!
直接投稿型とクローリングでは、アカウントに求人を紐づける方法が大きく異なるため、システム上でも併用できない仕様になっているためです。
ですが、直接投稿型を利用するのであれば求人を自由に追加できますし、クローリングを利用する場合は直接投稿の求人は必要ありませんので、そもそも直接投稿とクローリングの併用については必要ないとも言えます。
複数の掲載サイトをクローリングできる?
こちらは問い合わせの事例を挙げたように、希望する企業様もいらっしゃいます。回答としては、
複数の掲載サイトをクローリングすることは可能です!
Indeed社に掲載サイトのURLを共有し、クローリング先を複数設定してもらえれば一つのアカウントで複数サイトの求人を運用することができます。
ですが、運用の際には気を付けなければならない注意点などもありますので、次の項目で説明していきます。
複数のクローリング先を同時に運用する場合の注意点
重複求人の同時運用は絶対NG!
当ブログでも何度かご紹介していると思いますが、Indeedでは重複求人の掲載はNG行為です。そのため、複数サイトを運用する際は、必ず「求人情報が重複していないこと」が大前提となります。
もし、求人情報が重複している場合は原稿が非掲載になる可能性も大いにありますので、ご注意ください。
一つのキャンペーンで二つのサイトを設定することはできない
問い合わせ事例のB社様の例でご説明すると自社サイトとグループ会社サイトを、一つのキャンペーンで運用設定することはできません。
▽「キャンペーンって何?」という方はこちらの記事をご参照ください。
複数サイトを紐づけした場合はキャンペーン作成画面の上部に「ソースを選択」というプルダウンが出現します。
「ソースを選択」というのは「どの求人サイトのキャンペーン設定を行いますか?」という選択肢です。
ここでソースを選択してからキャンペーン設定となりますので、一つのキャンペーンでは一つの掲載先サイトを指定して作成することになります。そのため、B社様の事例では、
・キャンペーン①(自社サイト)
・キャンペーン②(グループ会社サイト)
といったように二つのキャンペーンを作成して運用することになります。
もしIndeedで複数サイトを同時運用するときは、この注意点に気を付けてうまく運用していきましょう!
まとめ
今回は、よくある問い合わせの一つ「複数の掲載サイトをIndeedで同時に有料運用できるのか」という質問について解説いたしました。こちらの記事で採用ご担当者さまのお悩みが少しでも解決されたなら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
リクパーには、企業様それぞれの採用課題に効果的にアプローチしていく運用のスペシャリストが多数在籍しています。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。