みなさん、はじめまして!
リクルーティング・パートナーズ株式会社の中田です。
私は最近運用チームに加わったばかりで、運用を担当し始めてまだ約3か月という新人です。
知識もゼロの状態からスタートし、現在も勉強中の身ですが、そんな私だからこそ今お伝えすることができる「運用初心者の私がつまずいた3つのポイント」をご紹介します!
「Indeedを使ってみたい」
「使ってはいるものの仕組みがあまりわかっていない」
「Indeed運用の基礎から知りたい」
という方は、これから私と一緒に「脱初心者」を目指していきましょう!
【つまずきポイント1】クローリングって何!?
「Indeedは色々な求人サイトの情報が載っている求人サイト!」くらいの浅はかな知識しか持っていなかった当初の私。
まずはIndeedの仕組みについて知ろうと思い調べると、Indeedでは「直接投稿」と「クローリング」という2つの代表的な掲載方法があると知りました!
「直接投稿」は、Indeed上で必要事項を入力すると求人情報を投稿することが出来るという至ってシンプルなものです。
では、「クローリング」とは…?
クローリングも、Indeedに限らずIT用語として使用されているので、知っている方からすると、単語だけでなんとなくイメージが付くのではないでしょうか。
しかし、ITに関する知識もほぼない私は、この時点で早速つまずいてしまいました…
ということで、「クローリングとは何か」というところから、Indeedの掲載方法について一緒におさらいしていきましょう!
Indeedの掲載方法の仕組みについておさらい
クローリングとは、「プログラムがインターネット上のリンクからサイトを巡回し、情報を複製・保存すること」だそうです!
つまり、Indeedでいうクローリング掲載とは、別の求人サイトや採用ページに掲載されている求人情報を収集し、Indeed上に表示させるということですね!
これで私が最初に何となく知っていた「色々な求人サイトの情報が載っている求人サイト」ということへの説明もつき、Indeedの掲載方法について理解することができました!
2025年4⽉よりクローリング掲載は廃⽌予定
せっかくクローリング掲載について理解したのですが、なんと2025年4⽉よりクローリング掲載は廃⽌予定だそうです…!
クローリング掲載の代わりに、ATS連携という方法で掲載が行われるようになるとのこと。
【つまずきポイント2】キャンペーンはどう設定するのが有効的?
続いてのつまずきポイントはIndeedにおけるキャンペーンでした…
キャンペーンとは、複数の求人をグループ分けできる機能です。
有料掲載ではキャンペーンをうまく活用することが、表示回数やクリック数、応募数の改善につながると言われています。
キャンペーンは分けた方が良い?分けない方が良い?
キャンペーンは「このように分けて設定してください」というルールがないので、運用担当が自由に決めることができます。
自由度が高いからこそ、どうするのが良いのか分からず、取り敢えず一つのキャンペーンに全求人を入れて運用しているという方も多いのではないでしょうか?
実際、最初は一個のキャンペーンにたくさん求人を入れた方が安定して効果を出しやすいとも言われているので、それが間違いとは言い切れません。
そして、私もそれが一番良いと信じておりました…
しかし…下記のような状態の場合は、キャンペーンを分けた方が有効的なのだとか!
・緊急で募集したい求人がある
・複数の職種や勤務地で募集をしている
キャンペーンの分け方
では、Indeedではどのようにキャンペーンを分けると有効的なのでしょうか。
キャンペーンは予算を設定することで、自動計算でクリック単価や日額予算などを運用してくれます。
この運用においては、キャンペーン毎に機械学習されているため、1個のキャンペーンの中に人気の求人と不人気の求人を一緒に入れると、人気の求人ばかり表示されるようになるという現象が起きてしまいます。
そのため、たとえば「人気求人」と「不人気求人」でキャンペーンを分け、人気求人の予算は低めに設定したり、緊急度の高い案件のみのキャンペーンをつくり予算を高めに設定したり、という方法が有効になるわけです。
また、採用難易度が高くほとんど応募が見込めない職種やエリアの案件には、低予算で設定し、長期で運用していくという方法も考えられます。
求人間で意図しない表示回数の偏りを防ぐために、このようなキャンペーン分けを試していくと良さそうです!
「とりあえず全部同じキャンペーンに入れてOK!」ではなく、運用効果を見ながら継続的に改善をはかっていき、運用効果の最大化を目指しましょう!
【つまずきポイント3】クリック率・応募率・表示回数の基準、単価の相場が分からない!
さっそく運用を始めて、アカウント上でグラフや数字を見る毎日。
表示回数やクリック率を見てみるのですが、その数値が高いのか低いのか、判断がつきませんでした。
これでは数字を眺めているだけになってしまって意味がないですよね……。
ただなんとなく見るという状態を無くすために、まずは基準値を覚えましょう!
以下が基準値になるので、ぜひ参考にしてみてください!
クリック率
クリック率は「クリック数÷表示回数×100」で計算されています。
Indeedの全体平均では4.0%~5.0%といわれているため、求人のクリック率がこの数値より高いかあるいは低いかといった観点で一定の良し悪しを判断する事ができます。
しかし、クリック率がかなり高いにも関わらず応募数がない場合は、無駄なクリックが発生してしまっているので注意が必要です。
Indeedはクリック課金制なので、このような場合は無駄なクリックが発生しているとみて、クリック率を下げる改善を考えた方が良いでしょう。
応募率
応募率は「応募数÷クリック数×100」で計算されています。
Indeedの平均値は、0.5~1.0%と言われています。そのため、1.0%を超えている求人はパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
もし、ずっと0.5%を下回っている場合は、求人内で応募に至るまでの納得感が生まれていないということなので求人内容の改善が必要です。
表示回数
表示回数は、募集する職種や勤務地によって変わってくるので「これだけあれば良い!」と断言できる明確な数字がありません。
しかしクリック数や応募数を上げたいのであれば、表示回数自体を上げるというのもひとつの方法です。
表示回数を増やすには、原稿内のキーワードを増やすことから改善をはじめましょう!
逆に、ターゲット外からのクリックが多いといった場合には、原稿内のキーワードを調整して表示回数を抑え、特定のターゲット層だけに表示されるようにする、という改善を行うと良いでしょう。
クリック単価(CPC)
クリック単価も、キャンペーン予算・運用時期・運用期間・職種・勤務地・競合の求人数等によって大幅に変わってきます。
以前は上限となる単価が存在していたようですが、現状はそれが無く、1クリック1,000円以上という高単価になる場合もあります。
それぞれの条件下における相場を想定しながら、キャンペーン予算や運用期間など、こちらで調整できる項目を改善し、適正なクリック単価を追求していくことが大切になります。
まとめ
今回はIndeed初心者の方に向けて、私が最初につまずいたポイントをご紹介しました!
「もっとIndeed運用の深いところについて知りたい」
「効果的に採用につなげたい」
とお考えの方がいらっしゃいましたら、いつでもリクパーにご相談ください!
私はまだまだ初心者ですが、弊社には頼りになる運用のエキスパートが揃っていますので、お任せください!