こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社Indeed運用チームの藤野です。
私事ですが、4ヶ月程前に引っ越しをしました。
家探しをするときには、家賃・間取り・立地など様々な要素から探していきますよね。
今回の家探しの際は、家賃、間取り(広さ)、カウンターキッチン、駐車場があることを譲れない条件として設定をしていました。
ですが、この条件を全て考慮すると、立地の良さは捨てないといけなくなり、結果として通勤に1時間程かかることになってしまいました…。
しかし、その立地が悪い分、家としての条件は結構好条件な物件なんじゃないのかな?と個人的には思っています。
仕事探しも、家探しと同じように、譲れない条件といったものがあるかと思います。
求人を募集する企業様としては、「募集要項(条件)は求職者の希望に応じて好きなように変えられますよー」といったことはまず出来ないと思います。
そのため、給与条件は他社と比較しても好条件ではあるけれど、立地的に通勤は少し不便…といった、強みと弱みが出てくると思います。
そりゃあ、できることなら全部良い条件にしてあげたいけど、立地や給与は、簡単には変えることはできないわよね…。
企業様として、「出来れば、弱みとなる部分は書きたくないな…」と思うことはよくありますが、弱みを隠し通すことは出来ません。
書かないことでミスマッチが生じて採用自体がうまくいかないこともあるでしょう。
そんな中でも、人は採用しないといけない…そういったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回のブログでは、求人の中のデメリットをカバーするIndeedの原稿の書き方についてご紹介します。
↓基本的な求人票の書き方、文章がうまく書けないとお悩みの方には、こちらの記事も人気です。
デメリットを、まず把握するところから始めよう
うちの会社の求人のデメリットって何なんだろう。
客観的に見たことがないから、難しいなあ。
そもそも求人原稿を作成するにあたって、自社の弱み(デメリット)が何になるのかを知る必要があります。
デメリットと言うと、悪い点のように聞こえますが、求人の場合は、一概にそうではありません。
求人で言うデメリットとは、「同じエリアの競合他社と比較した際、負けているポイント」のことです。(求人におけるウィークポイントと言ってもいいでしょう)
比較次第によっては、「うちの給料、低いと思っていたけど、実は市内では平均だった」ということもあり得ます。
「うちは時給を最低賃金にしてるんだよね…」といった場合でも、近隣の求人がどこも同じように最低賃金に設定をしている場合だと、それは決して弱み(デメリット)ではありません。
同業他社の求人情報と自社の求人情報を見て、比較をして、何が強みで、何が弱みなのかといったことを整理しましょう。
ここから具体的にデメリットのカバーする原稿の書き方についてご紹介します。
4大条件のメリットデメリットの掛け合わせ
求人原稿の作成においては、4大条件があります。
↓4大条件を踏まえた原稿の書き方についてはこちら。
①職種、②勤務時間&日数・曜日、③勤務地、④給与の中で、メリットになり得るものを強調することで、デメリットをカバーするという方法になります。
(例)同じエリアでコールセンターのアルバイトの求人を出しているA社とB社
上記のように比較をしてみると、メリット・デメリットが明確に出てくると思います。
そのため、A社であれば時給が高いかつフルタイムなので、安定して収入が得られることを求人票に記載するといいですね!
月収例などを記載して、より具体的なイメージを持てるように記載をするとより良いと思います。
私、フルタイムでバリバリ仕事をしたいのよね!
A社の求人を見たら、他社より時給も高いし、月収例も載っていて安心できたからすぐに応募しなきゃ!
B社であれば、時給はA社に劣るものの、シフトの柔軟性が魅力です。
そのため、求人票には、実際に働いている方のシフト例などを記載しましょう!
私は小さい子持ちだから、保育園の送迎や、急な発熱などのお迎えに柔軟に対応できる職場がいいのよね。B社の求人を見たら、同世代のママスタッフのシフト例が載っていたから、私も安心して応募できるわ!
上記例のように、デメリットとなる点をカバー出来るよう、メリットとなる部分を強調して訴求することが重要になります!
給与条件のカバー方法
うちの会社の給与、同じ市内の競合他社と比べたら少し安いんだよな…。でも、安易に給与を上げることもできないし、嘘を書くのもNGだし、どうしよう。
Indeedでの給与の表記は、時給・日給・月給・年収で表記をします。
Indeedでは明確に表記規定などがある訳ではないため、給与については自由に表記することが出来ます。
そのため、少し書き方を工夫することで見せ方を変えることが出来ます。
給与の見せ方の例
(1)月給は他社と比較すると少し低いけれど、賞与を含めると同等程度の場合は、年収表記にする。
(2)時給が低い場合は、深夜手当込みの時給も含めて〇円~〇円と、給与に幅を持たせて記載をする。
(3)基本給が他社と比較すると少し低いけれど、手当を入れると同等程度の場合は、手当込みの月給にする。
給与条件については、よりよく見せる以外にも、出て行くお金を節約できるところも書くと良いと思います!
なるほど、見せ方ひとつで求職者に与える印象も変わるんだね!
デメリットは隠さず、見せ方を変えることで対応していこう!
おわりに
今回は、よくある求人のデメリットをカバーするIndeed原稿の書き方についてご紹介しました。
ご紹介したのはほんの一例ではありますが、求職者によって価値観は千差万別です。
全ての人にとってデメリットと思われることがないように、求人原稿を作成するのは実質不可能です。
そのため、メリットデメリットを考える際には、ターゲットとなる人はどんな人なのかを決め、競合他社はどんな求人の出し方をしているのか、市場を知る必要があります。
その上で、ターゲット人材が見たときにデメリットと思うことをカバーするように書くようにしましょう。
弊社ではターゲット人材はどんな人なのか(ペルソナの設定)から競合(市場)情報を踏まえた上での原稿作成まで、お任せいただくことができます。
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