こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の大瀨良です。
Indeed運用を行っていると、「Indeedに載せていたはずの求人が急に非掲載になってしまった!」というハプニングもしばしば起きてしまいます。
急に求人が非掲載になった時のヒヤッとする感覚は、できる限り味わいたくないですよね。
今回は、Indeedで求人が非掲載になってしまったときの対策や、事前に防ぐ方法をご紹介します!
なぜIndeedの求人が非掲載になってしまうのか?
Indeedには、求人の掲載基準とポリシーが定められています。
この定めた基準やポリシーに違反しているとみなされた場合、審査に落ちて求人が非掲載になってしまう可能性があるのです。
Indeedの求人が非掲載となった場合には、まずこのポリシーに抵触していないか確認しましょう。
また、この基準やポリシーは定期的にアップデートされています。
昨日まではOKな求人でも、今日からNG!ということも起こりえますので、確認するときは最新の基準を参考にするようにしましょう。
Indeedで求人が非掲載になってしまうのを防ぐには、最新の掲載基準とポリシーを確認したうえで、違反しないような求人原稿を作成することがポイントです!
Indeedの求人が非掲載になってしまうポリシー違反の表現例
ここからは、特に起こりやすいポリシー違反の表現例を紹介します。
求人情報に性別について制限する記載が含まれている
「女性スタッフ募集」や「営業マン募集」など、応募条件に性別を制限する表現を記載すると求人が非掲載となります。
募集にあたって男女で異なる条件を設定することもできません。
また、性別以外にも、国籍や宗教で応募を制限する記載があると審査に通過できなくなります。
35歳以下などの年齢制限をする求人の中に、経験を求める記載が含まれている
求人に年齢制限を設けることは基本的に禁止されていますが、例外事由に当てはまる場合は年齢制限の記載を行うことができます。
いくつかある例外事由の中でも特に使用する機会が多い事由は、長期勤続によるキャリア形成を図るため若年者等を募集する場合(例外事由3号イ)です。
例外事由3号イを適用する求人は、下記の2点を満たしている必要があります。
(2)期間の定めのない労働契約であること
特に(1)では経験を求める記載ができないので、「経験者歓迎」の文言もNGとなります。
例外事由3号イに当てはまる求人の中でも、経験についての記載があることで非掲載となる場合がよくあるので、確認しておきましょう!
Indeedの原稿に問題がないのに非掲載になってしまった!
求人原稿の掲載基準確認を行ったが、特に問題がなさそうなのに非掲載となってしまう場合もあります。
そんな時はよくある次の2つの事象が影響しているかもしれません。
1. 同じ求人の再投稿を繰り返している
以前から掲載している求人を、新しい求人に見せるために再投稿することはIndeedポリシーに抵触します。
どうしても再投稿を行う必要がある場合は、原稿内容の書き方を大きく変えるなどして、同一求人と判断されないように工夫を行う必要があります。
2. 求人が重複している
Indeedにおいて、求人の重複はご法度。同じ求人が重複しているとみなされると、非掲載になる場合があります。
Indeedの求人は、”1職種×1勤務地×1雇用形態”での作成が基本とされているため、例えば複数の勤務地がある求人は、勤務地ごとに求人を分けて作成するなど対策を行い、重複しないようにしましょう。
Indeedで非掲載になるのは「求職者ファースト」を守らないのが原因
ここまで読んで、「なんでこんなにややこしくて厳しいの?こっちは求人出したいんだから載せてよー!」とつい感じてしまう方もいるのではないかと思います。
この厳しい掲載基準やポリシーは全て、Indeedが“求職者にとって一番良い求人サイトを作りたい。”という想いを持ち、求職者ファーストの目線で設定されたもの。
「本当は古い求人なのに、新着の求人として掲載されていた。」
「重複した求人がいくつも出てきて仕事を探しづらい。」
そういった求職者の「不利益になること」や「困ること」を防ぐべく、Indeedは厳しい基準を設けているんですね。
掲載する側の私たちもこの細かい審査に翻弄されることがありますが、その先には私たちが共に働きたい求職者の仕事探しがあります。
より快適な仕事探しができることで、より多くの求職者と出会う機会も増やすことができますので、win-winな立場で審査対策を行いつつ、より良い求人掲載を共に目指していきましょう!
まとめ
今回はIndeedで求人が非掲載となってしまう理由を、「よくある事例」とともに紹介しました。
記載している掲載基準は一部であり、他にも様々な項目があります。また、これらの基準やポリシーは常に変化していくもの。
日々の業務の中で、常に最新の情報を追いかけつつ、審査を意識した掲載を行うことは結構大変です。
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引き続き、Indeedについての最新情報や運用のコツなどをお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!