こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の中島です。
Indeedで求人を作成するにあたって、「競合よりも給与が低い」「立地的に通勤が不便」など、「できれば弱みとなる部分は書きたくないな…」と思う場面があるかと思います。
しかし、弱みを隠し通すことはできませんし、デメリットを書かないことでミスマッチが生じ、採用自体がうまくいかないこともあるでしょう。

それなら、どうやって書けば良いの!?
とお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、デメリットをカバーする求人原稿の書き方についてご紹介します!
自社求人のデメリットを把握するところから始めよう!
Indeedで求人原稿を作成するにあたって、自社の弱み(デメリット)が何になるのかを知る必要があります。
デメリットと言うと「悪い点」のように聞こえますが、求人の場合は一概にそうではありません。
求人で言うデメリットとは、同じエリアの競合他社の求人と比較した際、負けているポイントのことです。
比較次第によっては、「うちの給料は低いと思っていたけれど、実は市内では平均だった」ということもありえます。
「うちは時給を最低賃金にしているんだよね…」といった場合でも、近隣の求人がどこも同じように最低賃金に設定をしている場合だと、それは決して弱み(デメリット)にはなりません。

同業他社の求人情報と自社の求人情報を比較して、「何が強みで何が弱みなのか」といったことを整理しましょう!
デメリットをカバーする求人原稿の書き方
それでは、具体的にデメリットをカバーする原稿の書き方についてご紹介します。
4大条件のメリット・デメリットの掛け合わせ
求人原稿の作成において、下記の「4大条件」があります。
(2)勤務時間&日数・曜日
(3)勤務地
(4)給与
この4つの中で、メリットになり得るものを強調することで、デメリットをカバーするという方法になります。
【例】同エリアで同職種の求人を出しているA社とB社の比較
たとえば、同エリアでコールセンターのアルバイトの求人を出しているA社とB社があったとします。
条件を比較してみると、メリット・デメリットが明確に出てくると思います。
A社 |
B社 |
・時給1,200円 |
・時給1,000円 |
<メリット> <デメリット> |
<メリット> <デメリット> |
A社の求人のデメリット(フルタイム固定)をカバーするには?
B社と比較した場合に、A社は「フルタイム固定」である点がデメリットと言えますが、視点を変えると安定して収入が得られるというメリットにもなり得ます。
フルタイムで働きたい人にとっては、時給の高さが魅力に感じられるでしょう。
さらにB社よりも時給が高いというメリットがあるので、この2点を強調して求人を作成すると良いでしょう。
また、月収例を記載して、「具体的にどれくらいの収入を得られるのか」というイメージができるように記載するとGOODです!

フルでバリバリ仕事したいんだよね!給与も他社より高いしA社に応募しよう!
B社の求人のデメリット(時給が低い)をカバーするには?
B社は、時給はA社に劣るものの、シフトの柔軟性が魅力です。
柔軟な働き方ができる職場を探している人とっては、時給よりも働き方を重視する人もいます。
求人票には、「実際に働いている方のシフト例」を記載するとよいでしょう。
・週2日で働くママさんスタッフ:9:00~13:00
・週4日Wワークで働くフリーターさん:12:00~17:00

子どもの送迎や急な休みにも柔軟に対応できる職場がいいな!
B社は短時間から働けるし、他にママスタッフも居そうだし、安心して応募できるわ~!
上記例のように、デメリットとなる点をカバー出来るよう、メリットとなる部分を強調して訴求することが重要になります!
求人での給与条件のカバー方法
Indeedでの給与の表記は、時給・日給・月給・年収で表記をします。
Indeedでは明確に表記規定がある訳ではないため、給与については自由に表記することが出来ます。

そのため、少し書き方を工夫することで見せ方を変えることができます!
(1)年収表記にする
月給は他社と比較すると少し低いけれど、賞与を含めると同等程度の場合は、年収表記にしてみましょう。
(2)給与に幅を持たせて記載する
時給が低い場合は、手当込みの時給も含めて〇円〜〇円と、給与に幅を持たせて記載してみましょう。
(3)手当込みの月給にする
基本給が他社と比較すると少し低いけれど、手当を入れると同等程度の場合は、手当込みの月給にしてみましょう。
社割、家賃補助、まかないなどの福利厚生がある場合は、「出て行くお金を節約できる」点を強調してみるもの良いと思います!

見せ方ひとつで求職者に与える印象も変わるんだね!デメリットは隠さず、見せ方を変えることで対応していこう!
まとめ
今回は、求人のデメリットをカバーするIndeed原稿の書き方についてご紹介しました。
ご紹介したのは一例ではありますが、求職者によって価値観は千差万別です。全ての人にとってデメリットと思われることがないように、求人原稿を作成するのは実質不可能です。
そのため、メリット・デメリットを考える際には、「ターゲットとなる人はどんな人なのか」を決め、競合他社はどんな求人の出し方をしているのか、市場を知る必要があります。
その上で、ターゲット人材が見たときにデメリットと思うことをカバーするように書くようにしましょう。
リクルーティング・パートナーズ株式会社では、ターゲットの設定から競合情報を踏まえたうえでの原稿作成からIndeed運用まで、まるっとお任せいただくことができます!
採用に関するお悩みがありましたら、ぜひリクパーにご相談ください!Indeed運用のプロがお手伝いさせていただきます。