こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社のりんたろうです。
最近、IndeedのCMの再生数が増えているという話を聞きました。Twitterで話題に上がった「幻となったCM」が理由でしょうか(個人の意見です)。
意図しない形で広まったにも関わらず、Twitterだけで300万回再生されるほどの人気っぷりには大変驚きました。
しかし、求人となると話は別。たまたま人気になっただけだと、次回の募集に活かすことも出来ませんよね。継続して採用活動を成功させるには、意図的な運用が大切です。
さて、今回は意図的に、かつ戦略的に応募者を獲得していくために、indeedの料金設定について解説していきます。
・Indeedの有料掲載をご検討中で、いくらくらい費用をかければいいのか悩んでいる方
・Indeedの予算設定の流れを知りたい方
Indeed有料掲載の特徴
従来の求人媒体では、「掲載枠を〇円で買って広告を掲載、あとは応募を待つ」という料金システムが一般的でした。
Indeedはそれらと違い、お金を払うことで戦略的に露出を増やし、求職者をこちらから「獲得しに行く」スタイルとなっています。従来の求人媒体のように「掲載して待つ」受け身ではなく、自社で求人票の改善を繰り返しながら、能動的な採用活動ができる点が大きな特徴です。
また、圧倒的な求人数を誇るIndeedでは、1秒に9.8件の原稿が投稿されています。Indeedは新しい求人を優先的に表示するため、無料掲載の古い原稿はどんどん埋もれてしまい、露出度が下がってしまいます。
有料掲載を行うと、求人の新しさに関わらず表示回数が担保されます(表示回数はクリック単価や競合の数、求人動向によって異なります)。そのため、無料掲載の6倍もの効果が得られるといわれています。
indeedの掲載料(月額・日額・クリック単価)について
次にindeedの掲載料について解説いたします。indeedの料金は従来の媒体とは考え方が全く異なります。
最大のメリットは自分で「月額・日額の予算上限を決められる」ことです。
交通系ICカードのようなイメージで事前にチャージが必要(12万円~)となるものの、その予算の使い方は自由です。原稿や掲載期間に決まりがないので、予算を充てたい案件に予算を使い、貴社にあったペースで予算消費が出来ることがindeedの特徴です。
また、クリック課金制のため、貴社求人のタイトルに惹かれた求職者にのみ予算を使うことが出来ます。使うべきところで予算を使えるので、無駄のない採用活動が可能です。
クリック単価についてはコチラの記事をご覧ください。
予算の決め方
ここで実際に運用した際の予算の決め方をシミュレーションしてみましょう。
予算の決め方の基本は、「採用したい人数から逆算する」です。その際、応募率やクリック単価など、相場のデータがあるとわかりやすくなります。
今回は、警備・保安系の株式会社Aを一例にシミュレーションしていきます。
❷このA社は応募人数から割り出した採用率が10%であるため、少なくとも20名の応募が必要となります。
❸Indeedの応募率の相場は大体0.5%(150クリックで1応募)と言われていますので、20名の応募を獲得するには約4000回クリックされる必要があります。
❹九州の警備系求人のクリック単価は85円~135円ほどであるため、必要な予算は34万~54万円/月となり、その金額を基に日額(日別の予算)を設定します。仮にきれいに30日で使い切るイメージで計算すると、1日当たりの予算は約1万1000円~1万8000円となります。
この例では、2名採用出来た際の採用単価は17万~27万円/名となります。
企業様や職種によって予算は異なりますが、基本的な流れは同じです。弊社では、このようにindeedから得られるデータを基にシミュレーションを行い、企業様に合った料金設定(プラン)をご提案させていただいております。
データだけ見たい!という企業様も、お気軽にご連絡くださいね。
クリック単価の調整
Indeedでは、クリック単価を設定することで予算の消費ペースを調整できます。クリック単価は掲載開始後も自由に変更が可能ですので、応募状況などに合わせて柔軟に予算を使えます。
一般的に、クリック単価を上げると表示回数は多く、下げると表示回数は少なくなります。
もちろんクリック単価を高くした方が露出は上がるのですが、一概に高くすればいいというわけではありません。
予算の消費ペースが速すぎる場合など、クリック単価を下げたほうがよいこともあるんです!
クリック単価を調整する際のポイントについては、こちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、Indeedの有料掲載の料金設定について解説いたしました。
今無料掲載で効果に限界を感じている企業様は、indeedでの掲載をやめるのではなく、有料掲載を一度試していただきたいと思います。
有料掲載を始めてすぐに応募を獲得した企業様や、今回ご紹介したケースよりも低い料金で採用に成功した企業様もいらっしゃいます。また、チャージして使い切らなかった料金は次回採用時に使えるので、仮にすぐ採用できたとしても費用が無駄になることはありません。
本記事の内容(クリック単価の設定)や、採用活動についてお悩みがございましたら、一度下記電話番号までご連絡ください。何かお力になれることがあるかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。